企業の経営者や幹部に社労士先生から“もっと詳しい話を聞きたい”と思わせること、あるいは“この先生との契約を検討したい”と感じさせることは、顧問契約の際にもスポット契約の時にも重要になります。
いわゆる“動機付け”のステップです。
ただ、この“動機付け”は、まじめに取り組もうとすればするほど、臨機応変で多様な方法の必要性を感じてしまい、徐々に荷が重くさえなるものです。

ところが、
　　　⇒相手先がどうであれ、“同じストーリー”で“動機付け効果”が発揮できる
としたらどうでしょうか。早い話が、《一つの万能な話題》で、顧問契約の動機付けはもちろんのこと、就業規則等のスポット契約の動機付けもできてしまうとしたら、いかがでしょうか。先生方は、まずはそのストーリーを自分のものとし、あとは提案したい“案件（包括的な顧問契約や就業規則や人事制度コンサルティング等）”につなぐだけでよくなるのです。

つまり、一つの話題でありながら、その語りようやタイミングにより、様々な場面で使えるストーリーに化ける、つまり、『ワイルドカード的話題を持とう』というのが今回のご提案趣旨です。

《ワイルドカード的話題》を自分のものにしておけば、経営者の集まる会や、あるいは経営陣が集まる役員会で話をする機会がめぐってきた時にも、あわてる必要がありません。それどころか、“この先生は他の社労士とは違う。もっとじっくりと話を聞きたい”というプラス効果を得ることさえ期待できるのです。

そんな“ワイルドカード”を身に付けると、極端な場合、旅先で出会った経営者にも“試しに話してみたくなる”かも知れません。
先生方が、そうした《積極的な気分》になられるだけでも、契約機会がぐっと近くに引き寄せられるはずです。ぜひ有効にご活用ください。